銀行にはいってわけもわからず取得させられた証券外務員資格。
たぶんこの資格を持っている人の多くは「会社にとれといわれてよくわからないままにとった」人たちではないでしょうか。(私もそう。笑)
失効する資格だったっけ?違反したら罰金なんだっけ?など…実は私自身もよくわかってなかったことをまとめてみました。
証券外務員資格とは?
そもそも証券外務員資格とは?というのをまとめてみました。
こちらの記事から
外務員資格の登録・失効 & 有効期限について
外務員資格の登録・失効
証券外務員として活動(仕事)をするためには、試験に合格したあとで所属先を通じて日本証券協会(JSDA)へ外務員登録申請を行い、登録を受ける必要があります。
外務員は、
所属している協会員に代わって職務を行うことから、その職務には外務員個人だけではなく、その外務員が所属している協会員にも責任が発生します。
https://www.jsda.or.jp/gaimuin/touroku.html#touroku1
ということです。
所属先がある方は会社の係りの方がやってくれるはずです。私のところでは総務が全てやってくれていました。ぶっちゃけ自分がいつから登録されたのかも知らないくらいです…
一方、所属先がない方は証券外務員としての活動はできないです。
ただし、この資格は失効する資格ではないので…新たに所属先があればそこで登録してもらえれば「有効」になります。
私も、銀行⇒証券に転職した際には新たに登録してもらいました。
外務員資格の有効期限
外務員登録の有効期限は5年となっています。
外務員登録を受けている方は、外務員の登録を受けた日から5年毎に外務員資格更新研修を受講しなければなりません。
また、新たに外務員の登録を受けた方及び再び外務員の登録を受けた方は、原則として、180日以内に受講しなければなりません。
この研修を受講することによって、資格がまた5年延長されます。
ただし、協会員に所属していない間は除きます。5年の中にカウントされません!
一般から受験した人や、私のように他業界に転職して外務員でなくなった人は、研修の対象外です。研修を受けなくても、資格が取り消されることはありません。
もし金融への出戻り等で再び外務員登録された場合は…↑にあるように、180日以内の研修の受講が必要になります。
外務員資格更新研修ってどんなの?
一度ですがこの研修を受けたので、こちらから改めて記事にしています。
結論だけ言うと…全然難しくないですので安心してください。笑
外務員の処分について
違反した場合ですが、外務員の職務停止や登録取り消しなどの処分があります。
処分の考え方については、こちらにちゃんとどういった内容かが掲載されています。
また、金融先物取引業協会では、実際にどんな違反がありどんな処分がなされたのか、掲載もあります。
金融商品取引法第64条の5の規定に基づき、協会員に対し外務員の登録取消処分および外務員の職務停止処分を行ったもので、「協会員の外務員等の処分に係る手続に関する規則」第7条の規定に基づき、公表するものです。なお、公表の対象は、証券取引等監視委員会が、金融庁設置法第20条第1項の規定に基づき、勧告(外務員に係るものに限る。)を行ったものとしています。
個人的な意見としてですが…私たちのような一般の銀行員や証券会社の社員が巻き込まれることはないのだろうなという感じです。違反につながるようなミスもする場面がないし…
どれも故意に、違反であると自覚しながら行った違反行為が処分の対象になっている感じです。
まとめ
どうでしょうか、どんな資格だったか、すこしはわかってもらえたかな?と思います。
私も改めてまとめながらすこし思い出してきました。笑
私も一度金融をやめて、また金融に戻っているので
登録してもらえて有効な資格だとわかってよかったーという気持ちがありました(もう受けたくないし)
参考になれば幸いです。