コロナの影響でネット試験が増えてきました。
でもネット試験ってどんなもの?最近よく聞くけど…という方が多いと思うので、簡単にまとめてみました。
CBTとIBTの違い
大きくわけて2つのタイプがあります。CBTタイプとBTタイプ、どう違うのか?見てみます
CBT | IBT | |
名称 | Computer Based Testing | Internet Based Testing |
受験場所 | テストセンター | どこでもOK |
使用機器 | テストセンターの備え付けPC | 自分のPC |
チェック | 試験スタッフによるチェック | なし・又はPCのカメラによるチェック |
CBT試験を実施する、株式会社CBT-Solutionsさんが公式の解説を出しています。
■CBT方式
Computer Based Testing の略称で、全国270会場を超えるテストセンターのパソコンにて試験を実施するサービスです。受験者は1年間を通じて好きな場所で受験が出来るため利便性も飛躍的に向上します。■IBT方式
Internet Based Testingの略称で、インターネットを経由して実施する試験やeラーニングの総称です。PBT試験(紙による試験)やCBT試験(Computer Based Testing)のように、受験会場で試験を受けるものではありません。パソコンやスマートフォン、タブレット等から、いつでもどこでも受験することができます。https://cbt-s.com/examinee/kinzai-faq/detail/2119.html
CBT受験できる試験
CBT試験はかなり増えてきました。ものすごいスピードで進んでいるので、対応されてる試験もたくさんあります。書ききれないのでリンクより公式で開催されている試験をチェックしてみてください。
プロメトリックのCBTシステムで配信中の試験一覧
CBT-Solutions配信中の試験一覧
ちなみに私は簿記二級と世界遺産検定をCBT試験で受けてきました。感想等を載せているのでよかったらこちらからどうぞ↓
IBT受験できる試験
東京商工会議所が運営する6つの検定試験は、2021年度から試験方法をIBTに一新されました。
・カラーコーディネーター検定試験(アドバンスクラス・スタンダードクラス)
・ビジネス実務法務検定試験(2・3級)
・福祉住環境コーディネーター検定試験(2・3級)
・BATIC(国際会計検定)
・環境社会検定試験(eco検定)
・ビジネスマネジャー検定試験
※ビジネス実務法務検定試験1級、福祉住環境コーディネーター検定試験1級は2022年度よりIBTに移行予定。https://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1023468
また、TOEIC(R) Listening & Reading IPテストがIBT試験を導入しています。
※個人では受験不可の試験です
TOEFL iBT試験もIBT試験です。
個人で受験するTOEICはIBTどころかCBTにすら対応していないので(しかも抽選とかある)、TOEFL IBTを受けて結果の点数を読みかえてだいたいの結果を知るとかでもいいんじゃないかと思います。
どっちがいいの?
6つの試験IBT化することを発表した東京商工会議所のリリースにはコロナ禍にあっても継続可能な試験運営を目指してという言葉があったのですが、その通りでCBTですらテストセンターに集まらなければなりません。
その点IBTは集まらなくてよいのでかなり対策としては良いと思います。
個人的にはIBT試験は増えてほしいです。私が受験したときもテストセンターは換気窓がなく思っていたより密な空間で、対策はマスク頼み的なところがありました。自宅ロックダウンをしている私は、またあの空間に行くの正直嫌ですもん…。