以前こんな記事を書きました。
そこで、銀行員をやめた後についてのご質問をいただいたので更新しようと思います!
銀行員をやめたあとの投資ルールについて
銀行・証券・保険など金融機関職員は、直接現金や証券を扱うかどうかに関わらず、金融機関勤務って言うだけで有価証券の売買が規制されています。
これは以前紹介させていただきました。
主にポイントになるのは、インサイダー取引防止と、顧客との利益相反の排除ですね。
しかし退職し、外務員登録を外れたらオールオッケー👌なのでは?とも思いますが、そうでもありません。
各金融機関には自主規制があり、入社時などに退職後〇年間は株取引等を禁止するという書面にサインしている可能性があります。
私の場合…
あくまで各金融機関の自主規制 ではありますし、破ったところでどんな罰則があるかはわかりませんが、私は守ってました。
うちでは2年間は先物取引などNG、1年間は株取引NGというルールだったとおもいます。この辺はその会社次第ということのようです。
罰則は本当にない?
法律で規制されているわけではないので、逮捕されたり罰金だったりという可能性はないと思います。
あくまで法規制があるのはインサイダー取引などのみになります。
ただ自主規制ルールを破って結構派手に資金を動かしていたりすると、今後の取引をお断りされたりする可能性はありますね。
関係が深い「地場受けルール」
まずは地場受けルールの廃止についてを見てみて下さい。
たとえばauカブコムでは地場受けルールがあったために他行に勤めている人は口座をつくることができませんでしたが、2023年に緩和しています。
昨今の金融事情を考えれば、いずれ自主規制の撤廃や、他金融機関で堂々と投資することができるようになるかもしれません。
確実に規制はゆるくなっているのでは?と思います!
まとめ
金融機関をやめたあと、いつ自由に投資ができるようになるかは銀行によります。あくまで自己ルールで法による罰則などはありません。
今後緩和する可能性があるので、もしちょうどこの状況になる可能性がある方がいればしっかりと確認するようにしましょう。
(ご質問ありがとうございました!参考になれば幸いです)