私はクラウドソーシングサービスでお仕事を受注しているのですが、口コミはさまざま。個人的には良い!と感じているのですが、たまに悪いクチコミも見かけますよね。
私はまだマシな方だと思うのですが、
クラウドワークスやランサーズなどのクライアント(仕事を依頼する方)の中にはかなり悪質な人も混じっています。
私の場合さすがに未払いとかはめったにないのですが、悪質な誘導は何度もありました。どんな手口だったのか、ちょっと思い出していきます。
相場をわかっていないクライアントとワーカー
クラウドワークスやランサーズなどクラウドソーシングサイトの口コミを見ていると、たまに悪質だ、ぼったくりだといったような口コミもあります。
その理由のひとつが、相場の安さ。とにかくとんでもなく安いような相場で仕事を依頼してくるクライアントと、その相場で請け負ってしまうワーカー。この負のプロセスによって、適正価格とは…というめちゃくちゃな状態になっているわけです。
中には本当に適正価格の案件もあります。でもそれはごく少数…探せばあるのでがんばって探しましょう。ワーカー側も安い値段で簡単に受けちゃうから、どんどんクライアントが調子に乗って値段下げてくるんですよね。
私もはじめのうちは、「こんなもんか…?」と思ったことがありました。しかし、ある時覚醒。1文字1.5円単価の案件を継続で受注できた時です。「これが…相場か…!!!」と思いました。
今まで自分はなんて無駄なことをしていたんだと。そして信頼してると思ってたクライアントにたいそうぼったくられていたことにも気づいたのです……
まぁ、クライアントさんとしてはぼったくってる意識がなかったのかもしれないですけどね。価格交渉もできるので単価UPのお願いをするなりなんなりは、個人の責任でどうぞ。私は単価の高い案件を受けることにしたため、時間が無くなって対応できなくなった旨を素直にお伝えしました。
思い返して見てみると、専門知識が必要な翻訳などはかなりぼったくっているクライアントがいるなぁという感じでした。ただのライティング案件でも、0.1円とかザラにありますが、それはさすがにおかしいよなぁという感じです。
中には本当に能力のないワーカーさんもいて、そういう方の適正価格は1文字1円もないのかもしれません。でもそこは個人の努力次第で改善できますし、この先成長するための勉強と思えばある程度許容できる部分もあるかもしれません。
自分の能力と適性を理解したうえで、最大限アピールして合った案件を受注しましょう。
仮払い後に仕事をするようにしよう
わたしも一度あったのですが、
1記事の契約を結ぶ→納品→検収終了後、次の案件(4記事)をそのまま依頼→私は次の4記事分の仮払いがない限り進みませんと指摘→手間がかかる、終わったら追加で払うみたいなことを言われたので→こちらから1記事のみで終了
といった感じです。
こんな時皆さんはどうしますか?という話ですが…仮払ない4記事に対しては絶対手つけちゃだめですよ!!それが向こうの策かもしれないし、最悪1記事のみしか払ってもらえないかもしれない。向こうの逃げ特になります。
こちらから指摘はしにくいとは思いますが、これ仕事!お金のやり取り!なので絶対なあなあにしちゃダメです。気をつけてくださいね。
釣り案件
釣り案件があります。例えば
【概要】
今回、○○に関する簡単なアンケートを実施いたします。ご回答いただいたアンケート内容については、今後のサービス向上のための参考として利用いたします。アンケートは、全部で10問です。
【報酬】○○円
という案件です。報酬が良かったので応募してみました。そして返ってきた返信がこちら
今回は諸般の事情により、多少募集業務の内容を変更してご案内をすることとなりました。←多少じゃない
こちら【報酬最大○0,000円】の人気案件なのでぜひお仕事いただけましたら幸いです。2、3時間のお仕事で○~○万円の報酬の発注業務です。
①スマホorPCで商品を発注
②到着したら梱包し、指定の場所へ着払いで発送
③報酬をお支払い
商品受け取り後、期日内に報酬をお支払いします。商品代金はこちらで支払いますので負担はございません。←よく聞く詐欺の手口。絶対加担しちゃダメ
LINEから連絡をください。
スマートフォン等からLINEのID検索にて、LINE ID ○○○を検索し、友だち追加をお願いします。←LINEに誘導する悪質さ。IDも教えちゃダメです
なお、ランサーズ内で募集中断中になるケースがありますので、
返信等はすべてLINEを経由してお願いしております。←規約違反承知の上の確信犯。普通は募集中断にはなりません
(中身は少し変えていますのでサンプルです)
ツッコミどころ満載のやばいメールが返ってきました。ものすごく犯罪のにおいがします。というか詐欺では?
一見してやばいと分かったので撤退ですが、まぁこういう手法でくそみたいな仕事をさせようとしてくるやつがいるわけです。しかも、少しでもこっちの個人情報を聞き出そうとしてくるんです。なので絶対に教えちゃですよ…本当に気を付けてください。
案件で釣るっていうのはこういう感じです。今まで何回か遭遇したので、割といるんじゃないかなって思います。気を付けてくださいね……
対策はブロック??
上記のパターンでは、クラウドワークス側から案件募集中止されていました。しかし見たところ応募は300人超…そりゃそうですよね…一見案件的に美味しいですもん。その中でどのくらい引っかかるか…LINEに誘導されてしまった人いたのかなぁ…
しかしこのクライアント、まだ存在していました。強制退会にはなっていないようです。クラウドワークス側の対応も甘いですよね…
次があるかどうかは不明ですが、こういう時にはブロック機能を使うに限ります。向こうの募集案件もこちらからは検索でひっかからなくなりますし、メッセージも不通になります。
こういう悪質なのは決して相手をしないように、気をつけてください!!
それにしてもクラウドワークスの介入しなさ具合がすごいなぁと思いますね…
ある程度、自分の身は自分で守ることが必要になってくる業界です。本当に気をつけてください。